iPhone7 Plusドックコネクタ修理事例長崎市T様

2025/06/12

iPhone7 Plusドックコネクタ修理事例長崎市T様

修理日: 2025年6月12日
修理時間: 2時間
依頼者: 長崎市T様
メーカー: Apple
モデル名: iPhone 7 Plus
OSバージョン: iOS 15.8.2

修理依頼の経緯

本日ご依頼いただいたのは、長崎市にお住まいのT様です。
長年ご愛用されているAppleの製品、iPhone 7 Plusの充電ができなくなるトラブルに見舞われたとのことで、大変お困りの様子でご来店されました。
Lightning（ライトニング）ケーブルを接続しても全く反応がなく、バッテリー残量が減っていく一方で、このままでは電源がオフになってしまうとご心配されていました。

T様はご自身で原因を探るため、複数のケーブルや電源アダプターをお試しになったり、本体の再起動など、インターネットで調べた対処法をいくつか試されたそうですが、症状は一向に改善しなかったとのことです。
AppleCareなどの保証期間は既に終了しており、Apple Storeでの修理では高額な本体交換になる可能性が高いと思われたそうです。
また、ご契約中のdocomoやau、SoftBankといったキャリアショップでは、故障した部分のみの修理対応は難しく、データが初期化されてしまうリスクも懸念されていました。

そこで、データを消さずに即日修理が可能な店舗を選択しようと探されたところ、職場からアクセスしやすい長崎市の隣町、西彼杵郡時津町にある当店のサービスを見つけてくださいました。
スマホの故障は一刻を争う問題ですので、迅速な対応が必要です。

修理内容

店頭での受付後、早速T様のiPhone 7 Plusを拝見し、症状を詳しく確認させていただきました。
充電の接続端子であるドックコネクタ（Lightningコネクタ）の内部を詳しく調べたところ、経年使用によるピンの損傷が見受けられました。
この物理的なダメージが充電不具合の直接的な原因であると判断いたしました。

T様には、ドックコネクタというパーツの交換修理が必要であること、修理にかかる時間は最短で約1時間であること、そして明確な料金（価格）をご提示いたしました。
内容にご納得いただけましたので、すぐに作業を開始いたしました。
修理の手順は以下の通りです。

まず、本体の電源を確実にオフにします。
画面（パネル）下部にある特殊な形状のネジを2本外し、専用の工具を使い慎重にパネルを開きます。iPhone 7シリーズは横に開く構造のため、ケーブルを破損させないよう特に注意が必要です。
バッテリーの接続を基板から外し、作業中の安全を確保します。
故障しているドックコネクタの部品を取り外します。この部分にはスピーカーやバイブレーターなども繋がっているため、非常に繊細な作業が求められます。
新しいドックコネクタのパーツを基板にしっかりと接続し、ネジで元通りに固定します。
本体を丁寧に組み立て直し、修理は完了です。

作業後、Lightningケーブルを接続し、無事に充電が開始されることを確認しました。
SIMカードの通信やスピーカー、各種ボタンの動作チェックも行い、すべての機能に問題がないことをT様とご一緒に確認し、大切なデータもそのままの状態でお返しすることができました。
今回のケースのようにドックコネクタが破損するトラブルは、充電というiPhoneの生命線を絶つ深刻な問題ですが、部品交換で解決できる場合がほとんどです。

注意事項

当店のような非正規の店舗で修理を行うと、AppleCareなどの保証に加入している場合でも、以降はAppleの保証サービスが受けられなくなる可能性があります。
修理中にデータが消えることは基本的にありませんが、万が一に備え、ご依頼前にはバックアップを取っておくことを強くお勧めします。
ドックコネクタ故障の主な理由は、ケーブルの抜き差しによる物理的なダメージです。抜き差しは丁寧に行うよう心がけましょう。
稀にOSのアップデートが原因で充電に関する不具合が発生することもありますが、今回は物理的な損傷でした。

お客様の声

T様からは、「充電ができなくなり本当に焦りましたが、即日、しかも短時間で修理していただき、心から感謝しています。料金もAppleで本体交換するよりずっと安く、対応も丁寧で安心してお任せできました。これからは他のスマホのトラブルが起きた際も、またこの店舗に依頼したいです。」と、大変嬉しいお言葉をいただくことができました。